お知らせ
地域国際交流の新たな形の探索 〜食×異文化×人〜の試み
2022/11/8お知らせ
- 撮影日:10月9日(日)
- 留学生:ベトナム人9名
- メニュー:ベトナム定番料理
茨城県JA会館内に茨城農業の広報拠点「クオリテLab」があります。
農業大国茨城の魅力広報、新しいものを想像して発信する場として、動画撮影やインターネット配信が可能なキッチンスタジオです。集客施設ではありませんが、配信により世界中に情報伝達が可能です。
茨城県農業協同組合中央会(以下、JA県中央会)と当協会が連携して、当協会が任命した茨城県留学生親善大使のベトナム人留学生有志が中心となり、JA及び当協会の関係者立ち合いのもと、茨城県産食材を使ったべトナム料理作りの動画撮影を行いました。
これまでの国際交流イベントといえば、国際交流団体等主催の外国人向け日本文化体験イベント、日本人向け外国人との交流会などが一般的だったと思います。今回、農業を担う組織と国際交流を担う組織とが共にねらいとリソースを絡めた「連携」による動画づくりを行いました。 人が生きるうえで欠かせない「食」、ベトナム料理の「異文化」、留学生と日本人スタッフら「人」が関わり、世界中で閲覧できるネット情報発信を行って何が起こるか創造の試みです。集まった留学生は、料理実演のほか自身のSNSで情報発信もしてくれました。
玉ねぎの切り方、ライスヌードルのゆで時間、スープにも砂糖の甘味、トウモロコシで甘いデザート、青パパイヤをキュウリで代用、とっても簡単なのに見栄えが綺麗なキュウリの飾り切り、この麺料理は専ら昼ご飯で食べるなど、小さなところにも二つの国の文化の違いが感じられました。味付けはベトナムにも各家庭の味があるようです。
コンパクトに編集された動画から、異文化理解や国際交流の要素をどれだけお伝えできるかわかりませんが、誰にとっても共通な食を通じ、老若男女問わず異文化に興味を持っていただく新たなきっかけになれば幸いです。何を作ったのかは動画をご覧ください。
JA県中央会には施設利用と撮影のほか、留学生絶賛の新鮮な朝取りレタスほか食材を提供していただきました。ありがとうございます。
JA県中央会によりますと、動画配信は今後も続くようです。