お知らせ

令和6年度 第1回クエスト茨城

2024/7/24事業レポート

夏のクエスト茨城留学生研修を、7月6日(土)に実施しました。11カ国27名の留学生親善大使・いばらき応援大使が参加しました。
今回は、日本文化を体験するためにフォトジェニックなパワースポットとして海外からも注目されている県内神社を訪問し、さらに日本で生活する上での防災知識を深めるべく日本赤十字社茨城県支部と水戸地方気象台の見学に伺いました。
酒列磯前神社では、手水の作法や境内の説明を伺い、玉串奉奠での正式参拝を体験しました。留学生からは「茨城にこんな素敵な神社があるなんて知らなかったです。」「神社の普段は入れないところまで見学できてとてもよい経験になりました。」などの感想が寄せられました。
日本赤十字社では、災害に備えるための講義を受けたり、家具の安全対策ゲームを通して地震の備えの大切さを学ぶことが出来ました。それから災害倉庫にある備蓄品や緊急車両を見学しました。留学生からは「日本の防災に関する制度や情報がいかに整っているかに驚かされました。」「防災に関する沢山の情報を得ることができ、家の間取りや家具の配置に対する意識が高まりました。」などの意見が寄せられました。
気象台では、防災動画の視聴や施設内(観測予報業務室・観測露場・測器展示室)を見学し、気象台の役割と身近な防災対策について知識を深めることが出来ました。留学生からは「昔の気象観測装置をみるのが面白かったです。」「天気予報がどのように調査されているのか理解するのにとてもよかったです。」などの意見が寄せられました。
日本文化や県内の自然に触れ、また、普段は体験できない施設の訪問を通して、新しい仲間と楽しく過ごす実りのある一日となりました。ご協力いただきました、酒列磯前神社、日本赤十字社茨城県支部、水戸地方気象台に心より御礼申し上げます。

 

本年度のクエスト茨城は、『(公財)中島記念国際交流財団助成』(独)日本学生支援機構留学生地域交流事業の助成事業により実施されています。